No.1カレシ




つか…さっきから…すげぇ見られてんだけど…。

いや…俺が向けてんだけどよ。
なんつぅか、
一瞬だって逸らさず、ただジーッと見つめてくる。

柄にもなく緊張してきた…。



「なに魅とれてんの?」


照れ隠しでこんな事を言ってみた。


すると、図星だったのか
カァー…と真っ赤に頬を染め必死に違うと言う万優架。


スルリと俺の手から抜け出しあっという間に帰ってしまった。





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