No.1カレシ
「……おっ…!!頬まで赤くなってきた…。
お前って…おもしれぇなぁ…。」
クツクツと笑いを堪えている浅野雄大君…。
目尻を垂らし、白い歯を見せながら
必死に笑いを堪えている顔を見ると…
なんだか体の内からポカポカ…と暖かくなってきた。
それと同時に安心感によってまた涙が溢れる。
そんな私を見兼ねてカレは
「……しゃあねぇなぁ…、お前が悪いんだからな。」
そう呟き、
チュッと……私の目尻に優しい、優しいキスを落とした…。