No.1カレシ
「………もう勘弁してくれよ…。」
ハァ…と溜め息をつき教卓へと戻っていく先生…。
シュン…と肩を下ろし席に着く。
「……えー。それじゃあ、文化祭役員女子は、五十嵐ってことで!!」
…………??
「………文化祭…役員?」
「…じゃあ、もう一度聞くが男子は…「はぁい!!俺がやります!」」
「いや、そこは俺がやろうじゃないか!」
「バカヤロー!五十嵐さんとやるのは俺だよ!!」
「なんだ?てめぇら…。さっきまであんなに渋ってたくせによぉ…。」
「…先生!俺、やります。」
「…おっ。小林かぁ!!いいんじゃないかぁ?
小林になら、あのスカタン娘任せられるな。なら小林で決まり!!
んじゃ、五十嵐と小林は放課後会議室な。解散!!」