No.1カレシ




「……あっ…うん。よろしくねぇ〜」


ニコッと微笑むと、

次第に小林君の顔が真っ赤に…。


「……小林君…??顔…赤いよ??風邪ひいてるの?」


「……えっ…嘘!俺、顔赤い!?」

「…う、うん。凄く…」


”まじかぁ…。なんで俺っていつも…”


ブツブツ何かを言っている小林君を不思議そうな目で見ていると、
こっちに気づいた小林君がさらに赤い顔をして


「…ほ、放課後…頑張ろうね。じゃ…じゃあ、また…。」


そそくさと
男の子達の所に戻っていった小林君。


男の子達が、小林君をガスガス蹴ったり叩いたり…。


い…痛そう…。



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