No.1カレシ
「……………。」
「…お前、しっかりしろって。
いつもの余裕はどこいったんだよ。」
だよな…。
俺…どうかしてたわ…。
「…わりぃ、取り乱したりして。だよな、俺もう少し頑張ってみるわ………。
後…………やっぱ俺…万優架に惚れてる…。」
だって…さっきみたとき、
自分の頬が緩んでいくのがわかった。
さっきのだって、男に対する嫉妬…。
女々しいよな…。俺…。
でも、そんくらい…マジなんだって気づいた…。