悪夢
もぅテスト一週間前は
入ってるワケで…
教室はなんだか
ピリピリしてる。
うわぁ、休み時間にも
みんな勉強するんだ?
偉いな~
「清花ー、数学
分かんねーよ?」
あっ、この声は
斗真だ。
「おはよ、斗真」
「おぅ、はよ!
それより数学Ⅰが
さぁ…」
「えっどこ?」
朝から勉強なんて
意外と偉いよね?斗真は。
見た目はヤンキーっぽく
て怖いのに(笑)
「あっ、斗真だけ
抜け駆けなんてズルいっ!
私も教えて、清花っ」
「うんっ、ここ座って♪」
「あー清花補給しないと
俺もぅダメだ…」
「えっ、斗真?」
ギューッと斗真が
抱きついてくる////
「あーはいストップ!!
学校でイチャつくんじゃ
ないわよ、2人共っ!」
べりっと華音に
引き離される……。
「ちぇー厳しぃ華音。」
斗真が華音に甘えるように
言う。
「そんな声出しても
無駄です。斗真くん」
あはは、華音と
斗真の会話って
面白い☆
「なぁに笑ってんだよ、
清花。」
「えへ、ごめんごめん♪」
なーんて結構
どーでもいい会話を
する。