悪夢




「まぁ、それらは



楽しみにしてなさいよ。



あなたは解放してあげる


から♪」



「え!?」



正直、何をされるのか



と思っていた。



解放…してくれるんだ



「何?ホッとした?



帰れると思ってなかった



のかな??…クス」



私はコクリと頷く



「だって面白くない



じゃない?楽しいのは



これからなんだし」



「まだ…これ以上



なにかするつもり…」



私は森本さんに聞く



「ん?別に私は何も



しないけど?」



「ど…っ…ゆ…」



意識が朦朧(もうろう)



としてきた。



森本さんが私の口に



ハンカチを押し当てて


いる。



これは…な…に



「あは。また後で



会おうねー?」



…っっ




















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