しーくれっとらぶ
パーティ
「お前ら遅ぇよ!
拓魅来んだろぉ~!!」
彰の部屋に帰ると
彰がダルそうに
煙草を吸いながら、
ベランダから部屋に
入ってきた。
『あーっ!!
彰、煙草吸ってるー!!
駄目じゃんっ!』
あたしは
彰が咥えている煙草を
取り上げた。
「っんにすんだよっ。」
彰はそう言って
あたしが取り上げた
煙草を取り返そうとする。
だけど、
あたしは素早く
彰の手をよけた。
『実希ちゃんに
止められてるんでしょ!?
なのに、吸ったら
駄目だよっ。』
彰は今禁煙中のはず。
体に悪いからって
実希ちゃんが
禁煙させてるんだ。
「彰最低だね~。
彼女の為に
禁煙くらいしなよ。」
亜紀はそんな彰を
軽蔑したように見る。
「俺なりに
我慢してんだって。」
『"彰なり"じゃ
駄目だよっ。
━彰、煙草と
ライター貸して。』
あたしはそう言って
彰の顔の前に
手を出した。
「は!?何でだよ。」
『いいからっ。』
「意味わかんねぇ。」
彰は、あたしが
没収するとも知らずに
文句を言いながらも
ポケットから
煙草とライター
を取り出し、
あたしの手の上に乗せた。
『はい、没収ー。』
「没収ー♪」
あたしは
煙草とライターを確認し、
そう言って
2つを亜紀に渡して、
亜紀はそれらを
自分のバックにしまった。
「はぁ!?
意味わかんねぇって!」
彰は煙草とライターを
取り返そうとするが、
それらは既に
亜紀のバックの中だった。
「はい。もう諦めて。
実希ちゃんの為じゃん。
━ほら、拓魅
来ちゃうんでしょ?
準備しよ、準備♪」
『準備、準備~♪』
「…わかったよ!!」
彰は"渋々"
といった様子で
パーティの準備を始めた。
拓魅来んだろぉ~!!」
彰の部屋に帰ると
彰がダルそうに
煙草を吸いながら、
ベランダから部屋に
入ってきた。
『あーっ!!
彰、煙草吸ってるー!!
駄目じゃんっ!』
あたしは
彰が咥えている煙草を
取り上げた。
「っんにすんだよっ。」
彰はそう言って
あたしが取り上げた
煙草を取り返そうとする。
だけど、
あたしは素早く
彰の手をよけた。
『実希ちゃんに
止められてるんでしょ!?
なのに、吸ったら
駄目だよっ。』
彰は今禁煙中のはず。
体に悪いからって
実希ちゃんが
禁煙させてるんだ。
「彰最低だね~。
彼女の為に
禁煙くらいしなよ。」
亜紀はそんな彰を
軽蔑したように見る。
「俺なりに
我慢してんだって。」
『"彰なり"じゃ
駄目だよっ。
━彰、煙草と
ライター貸して。』
あたしはそう言って
彰の顔の前に
手を出した。
「は!?何でだよ。」
『いいからっ。』
「意味わかんねぇ。」
彰は、あたしが
没収するとも知らずに
文句を言いながらも
ポケットから
煙草とライター
を取り出し、
あたしの手の上に乗せた。
『はい、没収ー。』
「没収ー♪」
あたしは
煙草とライターを確認し、
そう言って
2つを亜紀に渡して、
亜紀はそれらを
自分のバックにしまった。
「はぁ!?
意味わかんねぇって!」
彰は煙草とライターを
取り返そうとするが、
それらは既に
亜紀のバックの中だった。
「はい。もう諦めて。
実希ちゃんの為じゃん。
━ほら、拓魅
来ちゃうんでしょ?
準備しよ、準備♪」
『準備、準備~♪』
「…わかったよ!!」
彰は"渋々"
といった様子で
パーティの準備を始めた。