しーくれっとらぶ

支え

「ほな、もう寝よか??
明日はお出掛けすんねんで♪?」



あたしが落ち着いてきた頃龍があたしの頭を撫でながら言った。



『え?どこに?』

「それは内緒♪
朝早いから、はよ寝らな明日キツいで。」

『えー…。教えてよぉ…。』

「あかん~(笑)。
ほら、もうおやすみ。」



龍はせがむあたしの背中を
ポンポンと叩いて眠気を誘う。



『わかったよぉ……。
楽しみにしとこっ♪』

「おん。お楽しみな。」



そして、あたしは龍の腕の中で眠りについた。



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