しーくれっとらぶ
「唯ー!!おはよっ。」


『おはよう。』



いつもの駅で亜紀と会った。



『今日から学校だね~♪』

「だね~♪
あ、でも明日からテストあるよ。
ちゃんと勉強した?」

『あーっι!忘れてた…!!』
「あーぁ…ι
もう、なにやってんのι!?
でも唯はいつも勉強しないから、知ってても知らなくても一緒でしょ(笑)?」



あたしの焦りとは逆に亜紀は余裕だ。



『どうしよう…ιι亜紀~、今日一緒に勉強しない!?ι』



あたしは亜紀にすがりつくように頼んだ。



「ごめん~、あたし今日はバイトなんだぁ。」

『そうかぁ~ιι
どうしよう!ιどうしよう!ι』

「拓魅に教えてもらえば?♪
拓魅はきっと空いてるんじゃないかな??」

『そっかぁ♪拓魅に頼もう☆』

「そうしなよ♪
でも、どうして急に勉強に目覚めたの??(笑)
今まではテスト勉強なんてしてなかったのに~。」



亜紀は不思議そうに聞いてきた。
確かにあたしは今まではテストだからと言って、特に勉強したりしてはいなかった。


だけど、今回からは毎回テスト勉強もしっかりしようって決めたんだ。



『へへへ~(笑)まぁ~ね♪』

「何それーι(笑)」



なぜ急にあたしが勉強し出したのかというとー……
来年も亜紀たちと同じクラスになりたいから!!♪






< 176 / 854 >

この作品をシェア

pagetop