しーくれっとらぶ

～拓魅の家～



『よしっ!!まずは英語｡』



「じゃぁ俺は数学～｡」


拓魅の部屋に入り､あたしと彰は早速それぞれのテキストを開いた｡


「じゃぁ､何かわかんないことあったら聞いて｡」


拓魅はそう言って漫画を読み出した｡



『拓魅は勉強しないの??』

「あぁ､俺は大丈夫だかっ―「拓魅!!質問質問!!」



その時彰が拓魅の言葉を遮り､テキストを押し付けた。



『彰､質問早すぎ～ι(笑)』






彰を笑いながらあたしは自分のテキストに目を向けた｡







・・・？



何て書いてあるのー?????????





語だらけの文章を見て､あたしの頭の中は"？"だらけ……ι



『拓魅!!質問質問質問!!』



あたしは手を挙げて叫んだ。




「まじかよ～…ι」




それから､あたしと彰は立て続けに質問した｡



拓魅はあたしたちのあまりの馬鹿さに呆れながらも丁寧にわかりやすく教えてくれた､