しーくれっとらぶ
『明日頑張ろうね♪んじゃぁバイバイ。』



「ちょっ!!待てよ!!」


分かれ道であたしが一人帰ろうとすると、彰があたしを引き止めた。



『ん―??』


「送るよ、マンションまで。」


『え??』


「危ねぇだろ。
唯になんかあったら、俺、聖夜さんに殺されっから。」




彰はそう言ってあたしの方に来た。


彰はあの時の事に責任を感じているのかな…。





亜紀と同じように、あの時にあたしを一人で帰さなかったらって。




『…ありがとう!!』




「おうっ。」





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