しーくれっとらぶ
「明日は満点取っぞ!!」

『だね!!』

「どーせお前アレだろ??急に勉強始めたのって。」


『アレ??』


彰はお見通し!!と笑った。


「来年も亜紀と同じクラスになる為だろ~??」

『―!!??何でわかったのー!?』


「お前の事だから、そんなことだろーと思ったんだよ。(笑)」


彰はそう言ってあたしの頭にポンと手をのせた。


『何よその言い方ー!!』




あたしたちはそんな事を話をしながら、いつものようにはしゃぎながら帰った。




あたしは知らなかったんだ。

龍がこの光景を見ていたなんて。


休みが取れた龍があたしを喜ばせたくて、内緒であたしの家の前に来てくれてたなんて。


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