しーくれっとらぶ
そして、あたしは聖夜に帰りが遅くなると連絡して、龍のマンションに向かった。






♪♪~

電車に乗っていると、亜紀から電話ががかかってきた。


【唯、どうしたの??】

『亜紀…』

【拓魅が今日は中止だって言ったから。唯に何かあったのかなって思って。】








あたしは亜紀に龍のことを話した。







『だから、今マンションに行ってるの。』

【え??龍君仕事じゃないの?】

『わかんないけど、いつかは帰ってくると思って。』

【そっか。あたしも来ようか??】


亜紀は心配そうに言った。
だけど、いつ龍は帰ってくるかわからない。
そんなのに亜紀を巻き込んだら駄目だよね……。


『大丈夫だよ。』

【でも、遅くなったら危ないよ。龍君が帰ってくるまでいるよ。】

『でも……』


【いいって。
巻き込むとか関係ないから。
大丈夫だから。】


『わかった。ありがとう。』








亜紀にはやっぱり全部お見通しだね。

あたしは亜紀に一緒にいてもらうことにした。







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