しーくれっとらぶ
「……」


龍は黙ったままだ。


『龍ごめんっ………っ…ハァ…ハァ……ッ…』


あたしは急に苦しくなった胸を押さえてその場にしゃがみこんだ。


「…唯……!?」

『…ハァ…ハァ…ッ……』



あたしは泣きすぎて呼吸が苦しくなった。


「唯っ…!!」


龍があたしの所に駆け寄った。

『…っ…りゅ…ごめ…っ……ハァ…ハァ…ハァ…っ…』


「唯、もうええから!!落ち着きぃ…!!」


龍があたしの背中をさする。









< 205 / 854 >

この作品をシェア

pagetop