しーくれっとらぶ
そして、あたしたちはテーブルにつき、亜紀の隣に慎君が素早く座ったのであたしは龍君の隣でご飯を食べた。


「唯ちゃん、ココ米ついてんで?」


しばらくすると龍君が自分のほっぺを指で差しながらあたしに教えてくれた。


『え!?嘘っ…ι』


あたしは恥ずかしくて慌ててほっぺを触った。
だけど、何もない。


「ちゃうってココやて。」


その時、龍君の手があたしが触っていた方とは逆のほっぺに触れた。

そして、龍君は取れたご飯を自分の口に運ぶ。


『っ…///』


あたしはポッと自分の顔が熱くなるのを感じた。


「ほっぺに米つけるとか子供やなぁ(笑)。」


龍君はそんなあたしに気付かずに笑う。


『あ、あははっ(笑)ιそっ…そうだね~…///』


あたしは心臓のドキドキを隠すように無理矢理笑顔を作った。




< 23 / 854 >

この作品をシェア

pagetop