しーくれっとらぶ
『……わかった…




そうだよね。



龍から聞いたわけじゃないし。』



「そうだよ。


だから、龍君からの連絡待とう。」












あたしたちはまたテレビを見ながら学校のことや最近の流行についてなどいつものような話をした。









それに、お互い龍の話題は出さず、さっきまでの重い空気は消えていた。










だけど、





あたし自身は不安と混乱に押しつぶされそうだった。


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