しーくれっとらぶ
少したって亜紀がベッドに入ってきた。



「唯…大丈夫だからね…。」





あたしがまだ起きていることを知っていたのか、壁を向いて寝ているあたしに亜紀は後ろからそっと抱きしめながら言った。






『…っ…ありがと…(泣)』




あたしは溢れてきた涙を拭いながら、亜紀のほうを向いた。




「本当唯はすぐ泣くんだから~(笑)」




『…ぅ~っ…だってぇ……』






そのすぐ後、
あたしは亜紀の腕の中で泣き疲れて寝てしまった。




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