しーくれっとらぶ
「唯、ごめんな。」

龍はそう言うと急にあたしを抱きしめた。


『どうして謝るの……??


あれは嘘なんでしょ…―??』


「…嘘…やで。


俺はサクラとは何の関係もあらへん…―。」




あたしはその言葉を聞いてホッと胸をなで下ろした。







だけど、
















龍の声が暗い気がする。




そしてまた続けて龍が話し出した。





「せやけど…、




一緒に飯食うたことはあんねん…。」



え…―?



『…それは…“2人で”ってこと…―?』


「せや…。






あの写真はそん時のやて思う。」

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