しーくれっとらぶ
『どうしたの龍。

あたしは
龍だけが大好きだよ?
龍から
離れたりしない。』



あたしは
言い聞かせるように呟いた。

「ほんまに―?」


龍はあたしから
離れてあたしの目を見た。


『うんっ。
絶対、絶対龍だけ♪!』



あたし龍に笑顔を向ける。


「よかったわ。」


そんなあたしを見て
龍は安心したように笑った。

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