しーくれっとらぶ
「おーい。なに俺のいないとこで盛り上がってんだよー。」


その時、ちょうどお風呂から上がった慎君がリビングに戻ってきた。


「あんなー、今日唯ちゃんらがどこで寝るか話しててん。」

「あー、なるほどなぁ。
つか、亜紀は普通に俺ん部屋だろ♪」


ほらね…(笑)。


慎君はそう言って亜紀に抱き付いた。


「だから~、唯は龍君の部屋で寝ようって唯に言ってんの。」


そんな慎君を引き離しながら亜紀がそう答える。


「いいじゃんそれで♪」



慎君も賛成してしまい、結局、あたしは龍君の部屋で一緒に寝せてもらうことになった。


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