しーくれっとらぶ
『ちょっと待ってね、
今聞いてみるから。

―聖夜、夜に
龍がホテルまで
迎えに来てくれるんだけど、
その時に龍が
聖夜と会いたいんだって。』

「え??俺??」

聖夜は驚いて
自分を指差しながら
聞き返してきた。


『そうだよ(笑)。
いいでしょ?』

「いいけど…俺―!?
梨香、代わりに
会って来いよっ―!
俺緊張するってっ(笑)ι」

「何言ってるの(笑)!?
唯ちゃん、龍君に
大丈夫って言って(笑)。」


『うん(笑)♪
━龍?大丈夫だよ。』

【ほんま?
聖夜さんって怖ない?
俺むっちゃ
緊張すんねんけどっι】

『大丈夫、大丈夫♪
今、聖夜がかなり
緊張してるから―(笑)。』

【ほんま―(笑)ι?
ほな、唯のホテルに
着く頃メールするなぁ?】

『うん。わかった♪
そっちは大丈夫なの??』

【余裕やでっ(笑)。】



そう言って、
龍は電話を切った。

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