しーくれっとらぶ
そして、雑誌に載っていたお店に入った。


「うわぁ…結構高いね…唯、お金大丈夫なの?」


亜紀がショーウインドーの中にある目的の財布の値段を見て言った。


『このためにバイトしたんだもんっ』


あたしはその財布の値段を見た。
やっぱり高いけど、バイト代で充分たりた。


「彼氏さんにプレゼントですか?」


店員さんがその財布を箱に入れながら聞いてきた。


『あ、はいっ』

「結構バイトしたでしょう?」

『そうですね…(笑)ι』


店員さんもこの財布は高校生のお小遣いじゃ買えないって思ったんだろう。


「彼氏さん、きっと喜びますよ」


そして、店員さんに綺麗にラッピングしてもらった財布を受け取ってお店を出た。


龍喜んでくれるかなぁ♪


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