しーくれっとらぶ
「唯ちゃんさ、健とかどう?」

『いやぁ…ιどうって…』

「健、唯ちゃんのこと好きみたいだけど♪」

『ありえないですよ~ι』


実樹先輩は困っているあたしに気付かず、付き合っちゃいなよ~♪なんて言って肩をつついてくる。


『あ、あたし好きな人いるんで』


あたしがそう言うと実樹先輩は諦めたみたいだ。


「好きな人いるならしょうがないね。━あ!あたし道こっちだからっ♪え~と…こんど会うのは…26日か★じゃぁ、またねっ」

『はい、イヴ楽しんで下さいね♪』


あたしと実樹先輩は交差点で別れた。


< 405 / 854 >

この作品をシェア

pagetop