しーくれっとらぶ
あたしは慌てて部屋を飛び出す。


『梨華さん、梨華さん!!』


リビングに入ると、梨華さんはテレビを見ていたらしく、驚いた様子で振り返った。


「どうしたの?ていうか今まで寝てたの(笑)?」


梨華さんはあたしを見るなり笑った。
ちょっと寝癖があったみたい(笑)。


『それより!今から龍がうちに来るのーっι!梨華さん、片付け手伝ってぇっ(泣)!』

あたしは梨華さんの腕を引っ張り、自分の部屋に向かう。


「あら~そんなに汚いの(笑)?」


焦るあたしの後ろで梨華さんは楽しそうに笑う。


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