しーくれっとらぶ
あたしの部屋に入ると、龍は周りを見回して"慌てて掃除したやろ(笑)?"って笑った。


『あ、適当に座ってて。あたし何か飲み物とってくるね』

「ええよ。喉乾いてへんし」


龍は部屋を出て行こうとするあたしの手を握る。


「なんか唯おかしいで?」


そう言ってあたしの顔を覗き込んだ。


『━///』


あたしは急に龍の顔が近くに来て真っ赤になる顔を隠そうと顔を逸らした。


「あー、照れとるんやろぉ(笑)」


龍はソファに座りながら意地悪く笑う。


< 436 / 854 >

この作品をシェア

pagetop