しーくれっとらぶ
「唯は気ぃ付かんかもしれへんけどな。俺かてめっちゃドキドキしてんねんっ///」


その時、龍の心臓がドキドキ言っているのが伝わってきた。


『ほんとだぁ…』


あたしは龍もあたしと同じなんだって思えて嬉しかった。


「わかったやろ?俺も唯と同じ気持ちやねんで」


龍はそう言うと、あたしを離して優しく微笑んだ。



そしてパーキングエリアで少し休憩してから、また車は旅館に向かって走り出した。


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