しーくれっとらぶ
『もうー…ι』


あたしは呆れたようにため息をつきながらも、"他の人にあたしを見られたくない"っていう言葉が内心嬉しかった。




「ほら、早入ろ」


龍はそう言って自分の着ている服を脱ぎ始めた。


『えー!?一緒に着替えるの!?』


あたしは服にかけた龍の手を掴んで、龍が服を拭ぐのを止めた。


「当たり前やん(笑)」

『無理、無理、無理ーっ///』


龍の言葉にあたしは龍の服の裾を掴んでブンブンと首を横に振った。


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