しーくれっとらぶ
「唯ちゃん赤なってへん(笑)?」


龍と向かい合う体勢になっているあたしは真っ赤になった頬を両手で挟んで顔を隠した。


『だってぇー…///』


そんなあたしを覗き込むように龍が見るから、顔が近付いてきて、さらにあたしは恥ずかしくなる。


「なんか今日の唯ちゃん照れ屋やなぁ(笑)」

『っ…///もうあたし寝るっ///』


龍がそう言って笑うから、あたしは龍を突き放して、寝室に走った。



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