しーくれっとらぶ
「なにが?」

『なにがって…っ………っもうっ!龍が悪いんだからね…っ』


あたしはそう言って自分の顔を隠していた布団を龍に投げ付けた。


「うぐっ…ちょ…っ、なんなん!?」


急に布団を投げられた龍は少し怒ったようにあたしを見た。


『だって龍がっ……』

「俺がなんなん?」

『…龍がドキドキさせることばっかりするから……っ』


あたしはまた龍に投げた布団で自分の顔を隠した。


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