しーくれっとらぶ
「は…?」


そんなあたしに龍は拍子抜けしたような声を出した。


『なんか今日変なんだもん……っ…。ドキドキするんだもん……っ』


あたしは布団から少し顔を出して龍を見た。

龍…変に思うかな……
あたし、変だよね…
だって…今もドキドキが止まらないんだもん……


龍はあたしを見てフッと笑った。

そして、寝たままあたしを抱き締めた。


< 504 / 854 >

この作品をシェア

pagetop