しーくれっとらぶ
「ははっ(笑)可愛えなぁ。やから今日わ照れ屋さんやったん?」


龍の言葉にあたしはコクッと頷いた。


「なんか嬉しいわ。唯そんなドキドキしてたんやなぁ」


龍はそう言うと、あたしの顎を親指と人差し指で持ち、あたしと視線を合わせた。

あたしはそれだけで、また真っ赤になってしまった。

そんなあたしを見て、龍はまたフッと笑い、顔を近付けてくる。
そしてそのまま唇が重なった。


『んん…っ…ん』


始めから深いキスにあたしは必死で龍についていく。


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