しーくれっとらぶ
龍に抱き締められていると、だんだん眠くなってきた。


『龍…眠くなってきちゃった』

「そら眠いやろ」


龍は携帯を取って時刻を確認した。
夜の2時過ぎだった。


「それに、あんな激しかったしなぁ(笑)。そら疲れるで(笑)」


龍はそう言って口角をあげて、生意気な笑顔を見せる。


『…っ///!』


そして真っ赤になるあたしを見て楽しそうにしている。


『…━あ、もう年明けちゃったね』


あたしはそんな龍を無視して言った。


「本間やなぁ。ていうか、ヤッてる時に年越したで(笑)」

『なぁ…っ///どうしてそう言うことばっかり言うのぉっ…///』


あたしが赤くなるのを見て龍は楽しそうに笑う。


< 517 / 854 >

この作品をシェア

pagetop