しーくれっとらぶ
「龍君に相談してみたら……?」

『それはしない!』


亜紀の言葉にあたしは首を振って否定した。


「どうして?」

『だって…ただでさえ龍は仕事で忙しいのに、こんな事で余計な心配かけたくないもん……。』

「でも…もっと酷くなったらどうするの…!?
唯が傷付いてからじゃ遅いんだよ…?」


亜紀は心配そうにあたしの顔を覗き込む。


『うん…。大丈夫。わかってるから。』


亜紀に笑顔でそう言った。


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