しーくれっとらぶ
そしてその人たちは亜紀が呼び止めるのも無視してツカツカと歩いて去って行った。


「やっぱりどこかの掲示板に番号が載せられてたんだ……。」

『写真もって言ってたよね……。』


あたしはさっきの出来事で一気にテンションが下がっていた。


「そうだよね。あの人たち写真も載ってるって言ってた…。」


でもどこの掲示板に載っているのかわからないから、それを探して消すことなんてあたしたちには出来ない。


『おさまるのを待つしかないね…。』


あたしたちはそのまま買い物を続けた。


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