しーくれっとらぶ

週刊誌

次の日、あたしは龍たちのマンションに向かった。

マンションのオートロックを開けて中に入った。
エレベーターに乗っていつも通り最上階のボタンを押す。

龍の部屋のチャイムを押すと、龍が出てきた。


「早かったなぁ。俺まだ着替えてないんやけど(笑)ι」


出てきた龍はまだ寝起きみたいで、黒のスウェットに眼鏡をかけていて、片手にマグカップを持っていた。

そんな格好がまた格好よくてあたしの胸はドキドキいっていた。


『…あ、おはよ…///』


あたしは照れてしまって、下を向いた。


「なんで真っ赤なってんの(笑)。―ほら、はよ入りぃ。」


龍はそう言ってあたしを中に招き入れた。



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