しーくれっとらぶ
「唯、今から聖夜さん来るって。」

『みたいだね。隣で龍の返事聞いてたらだいたいわかったから。』


あたしは携帯電話をバッグに直しながら、またカーテンの隙間からチラッと外を見た。

やっぱりまだたくさんの報道陣がマンションの前にいた。



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