しーくれっとらぶ
しばらく2人で星空を眺めてから、あたしたちはホテルに戻った。


「唯ー、一緒風呂入ろ。」


あたしが荷物を整理していると、龍が甘えるような声を出しながらあたしの服の裾を引っ張ってくる。


『えー…//ιやだよ、恥ずかしいじゃん…。』


そんな龍にいちいちドキドキしてしまうあたしは龍の方を見ずにそう言った。

見たら負ける。

今まで何度その甘えた目に負けて龍に流されてきたことか……(笑)。

あたしはそう思ってまた荷物の整理を始めた。







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