しーくれっとらぶ
「ほな、行こか~。」


あたしと龍君は車から降りてマンションに向かった。


亜紀と慎君は先にマンションの前で降りて、あたしは駐車場に車を停めに行く龍君に付き合って一緒に乗っていた。





「唯ちゃんキャンプとか好きなん?」

『うん♪学校行事とかすごい好き。』

あたしと龍君はエレベーターの中で夏休みにあるあたしたちのキャンプについての話をしていた。


「ほな、班決めとかはもう終わったんや?」

『うんっ。
亜紀とあと仲の良い男友達2人だよ。』

「男とも同じなん?」

『そうだよ。
男女関係なしだからいつも一緒にいるメンバーで組んだんだ。
2人共、亜紀の幼馴染みであたしは高校入って仲良くなったの。』

「そうなんや。」


龍君はそれだけ言うとちょうどエレベーターのドアが開いたので歩き出した。



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