しーくれっとらぶ
「ん。」


マンションの中に入りエレベーターに乗ると、龍が手を出した。


『へ?』


あたしがすっとんきょうな声を出すと、龍があたしの手を握った。


「手繋ごって言うてんの!」

『あ…、あぁ!だって龍が何も言わないで手を出すから。』


あたしがそう言うと"なんか恥ずかしいねん"って赤くなってた。







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