しーくれっとらぶ

しばらくして龍はフゥーと息をついた。


「あんな…今日は話あってん。」


そして自分のコーヒーを1口飲んで話し始めた。


『うん。何?』


あたしは持っていたマグカップをテーブルに置いて龍を見た。

龍は顔を上げてあたしを見た。

ほんの数秒沈黙が続いた。

話って何なのかな?
最近元気なかったし、仕事で何かトラブルでもあったのかな?

あたしはそんな事を考えながら、龍の言葉を待った。

だけど龍の口から出てきた言葉は、あたしが全然予想していなかった内容だった。
























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