しーくれっとらぶ
『…っ……ぅっ…。』


あたしの目から涙が溢れた。
自分の情なさが辛かった。


「唯ちゃん…。」


涙を流すあたしを梨華さんがそっと抱き締めてくれた。
"もう絶対しないでね……""自分を大切にして"ってあたしの背中を撫でながら。

あたしは梨華さんの胸で声を出して泣いた。









< 716 / 854 >

この作品をシェア

pagetop