しーくれっとらぶ
「もうちょっと違う形で唯と関わりたかったわ。」

『え……?』

「…―なんてな(笑)。」


京はそう言うとすっと立ち上がった。


「わかった、終わりな。もう寂しいからって好きでもない男と寝んじゃねぇぞ?」

『……!どうして……っ。』


どうして京がそのこと知ってるの……?
あたし何も話してなかったのに。


「見てればわかんだよ。」


京はそう言って屋上を出て行こうとした。














< 718 / 854 >

この作品をシェア

pagetop