しーくれっとらぶ
「唯ー帰んないの?」


その声に振り向くと、亜紀がバッグを抱くようにして持って机に座っている。


『そうだね、帰ろっか』


あたしは近くの机に置いていたバッグを取り亜紀と教室を出た。

今日は亜紀と2人で遊びに行く。
今日はイヴだから亜紀はてっきり慎君と過ごすんだって思ってたんだけど、慎君は仕事で夜からしか会えないんだって。












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