しーくれっとらぶ
車から降りて砂浜に腰を下ろした。

後から来た龍もあたしの隣に座った。


「唯…俺ともう1回付き合って欲しい…」


何の前触れもなく龍がそう言った。

突然のことに当然あたしは驚いて何も言えなかった。


「勝手やてわかってるけど……やっぱ唯とおりたい…」


龍はそう言って真直ぐにあたしを見た。

あたしも龍を見つめていた。

というよりもびっくりしすぎて言葉が出ずにただ呆然と龍を見ていた。








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