しーくれっとらぶ
「唯…」

『ん…?…ッんっ…っ…』


名前を呼ぶ龍の声に顔をあげると、龍の顔がすぐ近くにあってそのまま唇を塞がれた。


『…んっ…っ…んぅっ…//』


角度を変えて何度も何度もキスをしてくる龍に答えながらあたしは龍の腕をギュッと握った。


『…ッんん…っ…ッはぁっ…っ』


苦しくなって龍の胸をトントンと叩くとやっと唇が離れた。


『…はぁ…はぁ…』


龍の甘いキスのせいで、呼吸は乱れ、トロトロに溶けちゃいそうな状態。


「唯ちゃんキスだけで目トロンてなってんで(笑)?」


そんなあたしを見て龍はニヤっと意地悪く笑った。


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