しーくれっとらぶ

そしてそんな笑顔のままあたしの髪を撫でながら聞いてきた｡


「続きやってもええ?」

『っ……///』


あたしは言葉に詰まって､きっと今真っ赤になってる顔を下に向ける｡

そんなの恥ずかしくて答えられるわけないじゃん～……っ｡

そんなあたしを面白がっているのか､龍は髪を撫でていた手を今度はあたしの頬に添えてまた意地悪く笑った｡


「唯のこと抱いてもいいですか?」

『……///』


うぅー…///
どうしよぉ……っ｡"はい､抱いて下さい"なんて恥ずかしくて絶っ対!言えないよぉ……｡

だけど……

あたしも龍とひとつになりたい……｡


コク…―


あたしは頬にある龍の手に自分の手を添え､龍を見上げて小さく"うん…"とだけ言って頷いた｡