しーくれっとらぶ
「悩むよね…」
進路希望調査の紙を眺めているあたしの隣に亜紀が座った。
今は昼休みで、あたしたち4人はぽかぽかの屋上を独占してくつろいでいた。
『…うん…。でも決めた。大学行かないで就職する』
「行かないの…?」
『…お金かかるじゃん…。これ以上聖夜に負担かけたくないし……』
あたしはそう言ってその紙を折りたたんで制服のポケットに突っ込んだ。
「は!?唯大学行かねぇの!?」
近くで昼寝していると思っていた彰がガバッと起き上がった。
『うん、行かないよ』
「えぇー…なら俺もやめよーかな…」
『「「はぁ!?」」』
彰の発言にあたしと亜紀と拓魅は大混乱。
何言ってんのこの馬鹿は…ι
あたしが大学行かないから自分も行かないって……ι
「お前何言ってんのι?」
拓魅が驚いた様子で彰に尋ねた。
「だって俺3人が行くなら行こうかなって思ってただけだし、やりたいこともないから就職でもいいもんー♪」
彰はそう言ってニャハっと笑ってまた寝転ぶ。
進路希望調査の紙を眺めているあたしの隣に亜紀が座った。
今は昼休みで、あたしたち4人はぽかぽかの屋上を独占してくつろいでいた。
『…うん…。でも決めた。大学行かないで就職する』
「行かないの…?」
『…お金かかるじゃん…。これ以上聖夜に負担かけたくないし……』
あたしはそう言ってその紙を折りたたんで制服のポケットに突っ込んだ。
「は!?唯大学行かねぇの!?」
近くで昼寝していると思っていた彰がガバッと起き上がった。
『うん、行かないよ』
「えぇー…なら俺もやめよーかな…」
『「「はぁ!?」」』
彰の発言にあたしと亜紀と拓魅は大混乱。
何言ってんのこの馬鹿は…ι
あたしが大学行かないから自分も行かないって……ι
「お前何言ってんのι?」
拓魅が驚いた様子で彰に尋ねた。
「だって俺3人が行くなら行こうかなって思ってただけだし、やりたいこともないから就職でもいいもんー♪」
彰はそう言ってニャハっと笑ってまた寝転ぶ。