しーくれっとらぶ
『あたしなんか産まれなきゃよかったんだよ…っ!』
「唯「それは違うだろ!!」
その時部屋のドアが開いて陸が入ってきた。
「陸、お前何やってるんだ?」
聖夜とあたしは驚いて顔をあげた。
「あ、悪ぃ…話聞こえてて…」
陸はそう言うとあたしを見て話し出した。
「唯、この世に生まれてこなきゃよかった命なんてねぇんだよ」
『何言ってるのよ……!話聞いてたならわかるでしょ!?あたしはレイプされて出来た子供なの!!あたしの母親はね……おろすことも出来なくてしかたなくあたしを産んだんだよ…っ!!』
「だから何だよ!確かに最初はそうだったかもしれねぇ……。
…けど!唯の母親が唯を産んだってことはそれまで腹ん中で大切に守ってたってことなんじゃねぇの…!?」
『…だけど…母親はあたしを捨てたんだよ!?施設の前に置いて行ったの…っ!!』
「それはお前に生きてほしかったんだよ。適当にその辺に捨てたんじゃなくて…施設の前にお前を置いたんだろ…?それは、ここならお前の命を託せるって思ったんだよ」
陸の言葉であたしの目からは更に涙が溢れてきた。
「唯「それは違うだろ!!」
その時部屋のドアが開いて陸が入ってきた。
「陸、お前何やってるんだ?」
聖夜とあたしは驚いて顔をあげた。
「あ、悪ぃ…話聞こえてて…」
陸はそう言うとあたしを見て話し出した。
「唯、この世に生まれてこなきゃよかった命なんてねぇんだよ」
『何言ってるのよ……!話聞いてたならわかるでしょ!?あたしはレイプされて出来た子供なの!!あたしの母親はね……おろすことも出来なくてしかたなくあたしを産んだんだよ…っ!!』
「だから何だよ!確かに最初はそうだったかもしれねぇ……。
…けど!唯の母親が唯を産んだってことはそれまで腹ん中で大切に守ってたってことなんじゃねぇの…!?」
『…だけど…母親はあたしを捨てたんだよ!?施設の前に置いて行ったの…っ!!』
「それはお前に生きてほしかったんだよ。適当にその辺に捨てたんじゃなくて…施設の前にお前を置いたんだろ…?それは、ここならお前の命を託せるって思ったんだよ」
陸の言葉であたしの目からは更に涙が溢れてきた。