シークレット・ガーデン ~禁断のキス~【更新停止中】
『パフォ科うぜーんだよ』
『来るんじゃねーよ、パフォ科!!』
そんな暴言を吐かれたらしい……
しかも女の子に。
本当に、女の子って怖いな。
「大丈夫、いつ来るかわからないから、先に帰って」
「ふーん……あ、まさか」
涼介の目が、探偵のように光った。
その口が、ある名前を呼ぼうとすると……
「ひなた?」
「ちぃ!」
「……佐藤……」
その本人が来ちゃいましたよ!
おぉ、気まずい……
別にどっちかとつき合ってるわけじゃないのに、
何故か罪悪感が……。
「どうしたの?」
「あ、えと……」
「移動しようか?目立ちたくないでしょ?」
ちぃは涼介を完全無視で話を進めた。
当然涼介は、不快を露わにしてしまう。
「感じ悪。俺帰るわ」
「あ、涼……」
「変な噂、ひどくならないように気をつけろよな」
涼介はそう吐き捨てて行ってしまった。